転職で収入アップ

収入増ライフハック

転職で収入アップをまずは検討

副業等を考える前に、まずは本業の収入を確立する事が重要です。仕事は人生の大半の時間を費やします。所属する会社によって生涯年収が大きく変わってしまいます。できるだけ給料の高い会社に所属する事は、もっとも有効な収入アップの方法となります。ただし、「給料が高い=激務」の傾向はよくある事です。さらには、激務な上に給料が十分に支払われない会社(いわゆるブラック企業)も中には多くありますので、注意が必要です。衝動で転職してしまうと、転職を繰り返す負のスパイラルに陥ることもあります。じっくりと慎重に転職先は決めましょう。ここでは会社選定のためのチェックポイントを紹介します。

チェックポイント① 上場企業であること。

特別なベンチャー精神を持っていなければ、できるだけ上場企業に勤められる事をお勧めします。その理由としては、「コンプライアンス」(法令遵守)が挙げられます。上場企業は社会的責任が重いため、コンプライアンスの徹底は必須となります。すると必然的に労働基準法等、労働者を守る法律にも確実に従う必要があり、結果として労働者側からしてみれば安心して働くことができます。(上場企業でもコンプライアンスが守られないケースも増えているようですが。昨今の内部統制の整備によって減ってきているようです。)一つ例を挙げますと、2010年4月に労働基準法が改正され、一か月60時間以上の時間外労働には割増賃金が支払われる事になりました。企業としては、残業が増えるとコストが増えてしまうので、なんとかして残業をさせないような施策をします。結果として残業が減り楽になりますし、万が一、働かされたとしても、割増賃金が支払われます。従って、上場企業(できれば東証一部上場企業)およびその100%子会社に勤めた方が安心して働く事ができるといえます。

その他にも上場企業に勤める方が、ネームバリューがあるため(ブランドを重んじる日本に住む限り、)ローンが組みやすくなるなどのメリットもあります。

ベンチャー企業で頑張れば、キャピタルゲインが得られるかもしれないと思う方もいることでしょうが、役員でない限りその恩恵にあずかる事も出来ない事が多いので、やはり上場企業をお勧めします。

チェックポイント② 裁量労働制でない事(時間外手当が支給される事)

裁量労働制という制度があります。裁量労働制とは、実際の勤務時間と関係なくあらかじめ決めた時間を働いたとみなし、給与を支払う仕組みの事を言います。個人の能力で仕事の時間をコントロールする事ができるというメリットがあるように思いますが、実際の所、残業代を支払わないための仕組みにしかすぎません。裁量労働手当を基本給とは別に支給する企業もありますが、多くはその手当て以上に働く事が多くなるケースが多いようです。また、一日8時間を過ぎて働いた分、確実に残業代が出る会社もちゃんとありますので、そのような企業に勤める事をお勧めします。

チェックポイント③ 住宅手当・社宅がある事

家計の支出の多くを占めるのが住宅に関する費用です。それらの出費がかなり減れば、手取りは大きく増えてきます。給料はさほど高くなくても、社宅があるおかげでリッチな方は意外に多いものです。住宅手当の相場は1万円~ですが、10万円以上出るような会社もあるようです。いわゆる大企業ほど充実している傾向にあります。

チェックポイント④ 企業年金がある事

サラリーマンの年金は、公的年金 + 厚生年金 (+ 企業年金(厚生年金基金等)) となっており、企業年金の有無は結構大きいです。企業の財政に余裕がある会社には企業年金の制度があります。少しでも豊かな老後を過ごしたいのであれば要チェックですね。

チェックポイント⑤ 平均勤続年数が長い事

満足して働ける会社は必然的に平均勤続年数が長い傾向にあります。5年未満の会社は要注意です。公表していない場合は、面接の時に聞く事をお勧めします。ここで気をつけたい事は、自分は長く勤められるという思い込みです。平均勤続年数が短いのはそれなりの理由があるのです。ただし、急成長中で人がドンドン増えている会社は必然的に平均勤続年数が短くなる為、短いからといってブラック企業であるという訳ではありません。

さあ転職活動を開始しましょう

志望する企業が決まっていない場合は、リクナビNEXT、DODAなどの転職サイトを使いましょう。大手の掲載量等の若干の特徴の差はあるように見えますが、じっくりと一つのサイトで活動する方がよいです。すでに志望する企業が決まっていれば、その企業のサイトの応募ページで直接応募し、熱意を持って挑む事もよいと思います。

リクナビNEXT
DODA(デューダ)
エンジャパン

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